パンの家庭教師 ~酸とアルカリ編~

ご縁があり、月に一度のペースでパンの家庭教師をしています。

この日は、テーマは強いて言うと酸とアルカリ。

酸とアルカリって、結構身近な存在ですね。

彼はメロンパンを作るときにベーキングパウダーを使っているんだけど、入っていないと何が起こる? ベーキングパウダーには何が入っている? 結局そのベーキングパウダーは何のためにいれるんでしょうか? というところから考えたり実験したり調べたりします。

ベーキングパウダーに注目したのは、実は4月。

最初は、ベーキングパウダーなしで作ってもらったんですが・・・その時はまだ疑問が湧いてくるという段階でもなかったんですね。

その後、酸とアルカリを使って、ただ遊んでもらうというレッスンがあったり、パンだけのレッスンがあったりしつつ、

今回、バスボムを作るレッスンをしました。その後、宿題という形でいろいろと実験していただきました。以下お母さまのお話より~


昨日は「酸とアルカリ」について。

用意した数種類のジュースにお酢や重曹を入れて反応をみる。そしてPH紙も使った実験。

今日は昨日出された宿題を私と息子とでやってみる😃

「紫人参の汁を使った実験」

紫人参の汁にジュースを加えたり、重曹やクエン酸を入れてPH 紙で確認。

ノートに書き書き。

昨日作った入浴剤も大量に投入したりして暴走しつつ、

分かんないとこはGoogleさんに頼ったりして一緒に考える。

(わー、学生のときでもこんなに理科で頭使ったことない!)

面白かったのは「水」「オレンジジュース」に重曹、クエン酸、重曹+クエン酸をそれぞれ加えて反応を見たあとに

あー、だからシュワシュワするんや。

だからベーキングパウダーとか重曹の役目はああなんやなあ!

って二人でハイタッチしたこと💓

さらに実験や理科が好きになった感じの息子。

苦手だった理科が好きになってきた私。


あ! そういうことか!!

と思う瞬間の美しさ。

与えられたものでなく、自分で見つけたときの喜びを、

私のレッスンがきっかけで見つけてもらえたんだったら、私は本当に嬉しいなと思うのでした。


え? パンの家庭教師なんじゃないの、って?!

パンはね、物理・化学・生物からなる賜物で、今回は化学のレッスンだったので、パンの家庭教師の先生、ってことでいいんです!

パンと発酵の教室 パンころ

地下鉄北大路駅から徒歩15分(バス停植物園前から徒歩5分)、 京都市左京区の自宅にて教室を開催しています。 焼きたてパンって美味しいから、家でも作ってみたい・・・。でも、手ごねでパンを作るのは難しそう。私もそう思っていました。 でも、パンころのパンは、とっても簡単・シンプル。卵もバターも使わないシンプルなパンだから、何度でも作りたくなる、食べ続けても飽きのこないパンです。

0コメント

  • 1000 / 1000